This is the documentation for Enlighten.

4. Enlighten のインストール

要件

Enlighten の開発ツールを実行するための要件は、以下のとおりです。

  • Windows 7 または 10 (32 ビットまたは 64 ビット) (Enlighten プリコンピュートおよび視覚化ツール用)
  • DX9 をサポートするグラフィック カード (GeoRadiosity 用)、DX11 (サンプル アプリケーション用)
  • Microsoft Visual Studio C++ ランタイム コンポーネント (SDK の Bin/<プラットフォーム> ディレクトリに vcredist_x86.exe または vcredist_x64.exe として付属)

Incredibuild をサポートするための追加のソフトウェア要件があります。詳細については、[IncrediBuild|HLBS の配布] を参照してください。

Enlighten のダウンロードおよびインストール

Enlighten は以下の .zip アーカイブとして配布されます。

  • メイン SDK を含む大きい .zip アーカイブ
  • Enlighten がサポートする各種プラットフォームに固有の一連の小さい .zip アーカイブ

Enlighten をインストールするには

  1. EnlightenSDK-3.03.R.xxxxxx.zip、および希望するプラットフォーム固有およびアセット .zip アーカイブをダウンロードします。
  2. EnlightenSDK-3.03.R.xxxxxx.zip を新しいディレクトリに展開し、プラットフォーム固有の .zip アーカイブを同じディレクトリに展開します。
  3. Enlighten ライセンス ファイルを Enlighten SDK のルート ディレクトリに保存します。

Enlighten SDK のパスにスペースを含めることはできません。

全プラットフォーム向けのサンプル プログラムが Bin/<プラットフォーム> ディレクトリにあります。

プラットフォーム SDK で Enlighten を使用する

Enlighten SDK は、以下の環境変数を使用して、インストールされたプラットフォーム SDK を自動的に検出します。

  • Microsoft DirectX: DXSDK_DIR
  • PlayStation 4: SCE_ORBIS_SDK_DIR
  • Xbox One: DurangoXDK
  • Android: ANDROID_NDK_ROOT、ANDROID_SDK_ROOT、JAVA_HOME、ANT_HOME

Enlighten のコンパイル

Enlighten SDK は、すべてのライブラリおよびサンプル アプリケーションがあらかじめビルドされ、使用可能な状態で提供されます。SDK の使用にあたっては、何もコンパイルする必要はありません。サンプル フレームワークまたはサポート ライブラリに独自の変更を加えるか、異なるプラットフォーム SDK に対してランタイム ライブラリをビルドする場合のみ、コンパイルを検討してください。

提供されるソース コードから Enlighten ランタイム ライブラリおよびサンプル アプリケーションをビルドすることもできます。詳細については、コードのコンパイルを参照してください。