This is the documentation for Enlighten.

6.1.7. Enlighten キューブマップ


.scene ファイルのキューブマップ オブジェクトを指定するには cubeMap 要素を使用します。

キューブマップ オブジェクト

ワールドに配置された各ローカル反射プローブに対し、シーン内で一意の name 属性を持つ 1 つのキューブマップ オブジェクトを作成します。

faceWidth 属性を設定し、キューブマップの解像度を制御します。32x32 ピクセルの解像度があれば、粗いサーフェスの光沢による反射に関して十分な精度が得られます。

高解像度は更新が高コストになる場合があります。

position と boxBasis 属性を使用してキューブマップのワールド トランスフォームを設定します。

ワールドがストリーミングのためにいくつかのまとまりに分割されている場合、zone 属性を使用してそれぞれのまとまりについてキューブマップを単一のゾーンにグループ化します。

<cubeMap name="Cube01" zone="zone1">
    <faceWidth width="32"/>
    <position x="-4679.0" y="2000.0" z="450.0" />
    <boxBasis>
        <U x="1.000000" y="0.000000" z="0.000000" />
        <V x="0.000000" y="1.000000" z="0.000000" />
        <N x="0.000000" y="0.000000" z="1.000000" />
    </boxBasis>
</cubeMap>

視覚化

シーンのキューブマップの位置を表示するには、GeoRadiosity にシーンをロードし、キューブマップの視覚化を有効にします。

ボックス投影を使用した反射の手法の例を見るには、GeoRadiosityのキューブマップの反射を視覚化します。boxSizeboxOrigin 要素を追加して、アーティストが配置したボックスを指定します。boxBasis 属性を使用してキューブマップとボックスの両方の向きを揃えます。

GeoRadiosity にシーンをロードし、ディレクショナル イラディアンス + キューブマップレンダリング モードを選んで反射を表示します。

これらの属性は、シーンがGeoRadiosityまたは GeoViewerにロードされたときの反射の描画方法を決定します。

通常の Enlighten の実行では、これらの属性を追加する必要はありません。