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9.2.11. GeoRadiosity のトラブルシューティング

このページでは、GeoRadiosity を使用する際に生じる可能性がある問題とその解決方法について説明します。

問題

理由/解決方法

シャドウイングの問題

GeoRadiosity は、シャドウマップ ベースのアルゴリズムを使用して影を落とす点光源をレンダリングします。また、指向性光源の場合はカスケード シャドウマップ アルゴリズムを使用します。影を落とす側と影がかかるオブジェクトが近接している場合、これらのアルゴリズムにより影のエッジがジャギーになることがあります。ポイント ライトの場合はラムダ値を使用してチューニングできます。これらのアーティファクトは GeoRadiosity でのレンダリングに限定され、Enlighten ラジオシティ エンジンでは発生しません。

影を生成する点光源の可視性情報は Enlighten のラジオシティ計算の入力としても使用されるため、これらのアーティファクトにより GeoRadiosity のラジオシティ計算に誤りが生じる可能性があります。その場合、上記のように GeoRadiosity で見られるアーティファクトを最小化するか、GeoRadiosity ではなくパイプラインの他のツールを使用して計算を視覚化します。

クラッシュ

Enlighten サポート チームにお問い合わせください。

ロードされたシーンのスケールと向きの誤り

Rendering タブをクリックし、Toggle Camera Up Axis (Y/Z)Toggle World Unit Scale (1/100) を使用してスケールと向きを修正します。

ベイクで正しい結果が得られない

GeoRadiosity にシーンをロードした後でシーンのマテリアルを編集した場合 (.mats ファイルを手動で編集)、ベイク プロセスはこの変更を使用しません。ベイクされる前のシーンをリロードする必要があります。