3.5. ローカル反射プローブ

ローカル反射プローブは、間接光の変化に応じて更新される反射を低コストで実現します。

反射プローブの視点から見ると、各反射プローブはシーンのビューをキューブマップとしてキャプチャします。

Enlighten はローカル反射プローブにフィルターを適用して、キューブマップにキャプチャされた各チャート内でライティングを平滑化します。チャートの境界を超えてライティングが平滑化されることはありません。

配置

標準的な実装では、近くの反射プローブからサーフェスへの反射を受けます。反射プローブが配置された場所に近いサーフェスでは、反射が最も正確になります。反射プローブの数が増えると、精度とコストが上昇します。

通常は、アーティストがワールド内に手動で反射プローブを配置します。目標は、配置する反射プローブの数をできるだけ少なくすることです。オープンエリアまたは部屋の中央に単一の反射プローブを配置するのが合理的です。

反射の精度をさらに改善するには、各反射プローブを囲むサーフェスを近似した球またはボックスのボリュームを配置します。