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3.3.3. 共有ライトマップ
簡素化されたライトマップ UVを使用すると、必要なライトマップ ピクセルの数が減少します。メッシュの近接する部分が単一のチャートにマージされ、ライトマップの同じエリアを共有します。Enlighten では、メッシュ投影を使用して、異なるメッシュが同じライトマップを共有できるようにすることで、必要なライトマップ ピクセルの数をさらに減らすことができます。
このテクニックは、近くにある任意の 2 つのメッシュに使用できます。メッシュのいずれかをターゲットとして指定します。このメッシュに対しては、簡素化されたライトマップ UV が通常の方法で作成されます。頂点をターゲット メッシュのサーフェスに投影することで、もう一方のメッシュのライトマップ UV が決定されます。
ターゲット メッシュは常にラジオシティ計算に含まれますが、投影されるメッシュは除外され、間接光の結果に影響を及ぼしません。
メッシュ LOD
メッシュ LOD をサポートしているレンダラーでは、各メッシュに 1 つ以上の LOD があり、それぞれに含まれる三角は直前のものより少なくなります。理想的なのは、メッシュのすべての LOD が同じ間接光を持つことです。
そのようなメッシュでは、ライトマップを使用してライティングする場合、LOD ごとに個別のライトマップを生成する必要はありません。代わりに、すべての LOD が同じライトマップ空間を共有できます。LOD の 1 つがターゲット メッシュに選択され、Enlighten はメッシュ投影を使用して残りの LOD のライトマップ UV を生成します。
近接メッシュ
メッシュ投影を使用すると、近接メッシュでは、壁や床など、ライトマップを適用されたより大きいターゲット メッシュのライトマップを共有できます。以下に例を示します。
- 床やテーブルの上にあるデブリまたはその他の小さいオブジェクト
- サーフェスに変化を持たせるために使用されるデカール
- 壁や天井に貼られているオブジェクト
- テレイン上の草や道路
ターゲット メッシュのサーフェスからの距離が 1 ライトマップ ピクセル以内のメッシュは、これによって良好なライティング結果が得られます。
簡素化されたプロキシ メッシュ
複雑なトポロジーを持つメッシュについては、効率的な簡素化されたライトマップ UV を自動または手動で生成することが難しい場合があります。これらのメッシュについては、アーティストが簡素化されたターゲット メッシュプロキシを使用すると、簡単にライトマップ UV を生成できるようになります。