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21. レベルでのコラボレーション

This is the documentation for Enlighten.

21. レベルでのコラボレーション

デフォルトでは、プリコンピュートによって生成される Enlighten データは各 .umap ファイル内に保存されます。.umap が別のユーザーによる編集のためにロックされている場合、プリコンピュートを実行し、Enlighten データを保存することはできません。これがレベルでのコラボレーションを困難にしています。

これを解決するには、Enlighten データを別の .uasset ファイルへ移動します。 

  1. 変更するレベルをロードします。
  2. すべての Enlighten System Container アクタを選択します。
  3. Details > Enlighten Settings で、詳細オプションを展開します。
  4. Move ドロップダウン メニューで、To Asset を選択します。

    これにより、選択した Enlighten System Container アクタの Enlighten データが .umap ファイルと同じフォルダーにある .uasset ファイルに移動します。
  5. File > Save All を選択して、すべての変更されたアセットへの変更を保存します。

File > Save では、現在のレベルのみが保存されます。別のアセットに保存されている Enlighten データは保存されません。File > Save All を使用して、すべての変更されたアセットを保存します。

Enlighten データをレベル ファイルへ復元する

  1. 変更するレベルをロードします。
  2. すべての Enlighten System Container アクタを選択します。
  3. Details > Enlighten Settings で、詳細オプションを展開します。
  4. Move ドロップダウン メニューで、To Level を選択します。 .uasset ファイルが削除されます。
  5. File > Save All を選択して、すべての変更されたアセットを保存します。

レベルの Enlighten データを探す

レベルのプリコンピュート データを見つけるには、その EnlightenSystemContainer アクタを選択します。Details タブの Precompute Data 値には、Enlighten データを含むアセットの名前が表示されます。または、「In Level」表示されます。

アセットに保存されている Enlighten データ

レベルに保存されている Enlighten データ

プリコンピュート データがアセットに保存されている場合は、 ボタンを使用して Content Browser で探すことができます。

サブレベルを追加する

サブレベルを追加すると、パーシスタントレベルの Enlighten プリコンピュート データがアセットに保存されている場合、新しいサブレベルのプリコンピュート データは、必要に応じて、新しい .uasset ファイルに移動されます。

Windows エクスプローラーを使用して .umap ファイルをコピーすると、Enlighten データの .uasset へのリンクが壊れる場合があります。これを避けるには、UE4 エディタを使用して .umap をコピーします。

レベルの名前を変更する 

プリコンピュート データをアセット ファイルに移動すると、.uasset ファイルは .umap ファイルと同じフォルダーに表示され、<マップ名>_EnlightenData という名前が付けられます。

レベルの名前を変更すると、 .uasset ファイルの名前は .umap に一致しなくなります。Enlighten には、 .uasset の名前が一致するように自動的に変更するオプションがあります。

名前が一致するようにデータを移動した後、File > Save All を選択して、変更されたアセットを保存します。