This is the documentation for Enlighten.
8.1 プローブの配置
デフォルトでは、Enlighten は、プローブでライティングされる静的アクタの周囲にプローブを自動的に配置します。
個々のプローブを手動で配置することはできません。ただし、プローブが配置されるエリアである Probe Volume を配置することはできます。
移動可能なアクタは常にプローブでライティングされます。移動可能なアクタが正しくライティングされるようにするには、Probe Volume アクタを配置して、移動可能なアクタがゲームプレイ中に配置される空間を完全にカバーします。
Probe Volume アクタを、プローブでライティングする移動可能なアクタと同じサブレベルへ追加します。Enlighten は、Probe Volume を含むサブレベルへプローブを追加します。
サブレベルがロードされていない場合、そのサブレベル内のプローブは、移動可能なアクタをライティングするために使用することはできません。
プローブの自動配置
Enlighten は以下に対して自動的にプローブを配置します。
- Enlighten Adaptive Probe Volume アクタ
- プローブを使用するすべての静的アクタ
Adaptive Probe Volume を配置するには:
- Modes > Volumes をクリックし、Enlighten Adaptive Probe Volume アクタをレベルにドラッグします。
- ジオメトリ編集ツールを使用して、ボリュームの形状とサイズを調整します。
不要なプローブの作成を避けるには、ワールド内で移動可能なアクタが動くことのできる領域のみをカバーするようにしてください。
Enlighten は、次回のプリコンピュートでプローブを自動的に作成します。
Enlighten は、Adaptive Probe Volume アクタがオーバーラップする場合、重複するプローブを自動的に削除します。ただし、アクタが Streaming Method が Blueprint となっている異なるサブレベル内にある場合を除きます。これを回避するには、サブレベルの境界でボリュームを分割するか、サブレベルの Streaming Method を Always Loaded に設定します。
ストリーミング方法の詳細については、UE4 ドキュメントの「複数のレベルを管理する 」を参照してください。
プローブの手動配置
各 Enlighten Probe Volume は、ライト プローブの統一グリッドの配置を定義します。プローブの数を最小限に抑えるには、大きくオーバーラップする通常の Probe Volume を避けるようにします。プローブの配置場所を精密に制御できますが、ライティングしたいすべてのアクタに対してプローブを手動で配置する必要があります。
Enlighten Probe Volume アクタを使用して手動で配置されたプローブは、廃止予定であり、Enlighten UE4 の次期リリースでは無効になります。
手動で配置されたプローブと自動配置されたプローブを同じワールドで混在させることはできません。
通常の Probe Volume アクタを使用して手動でプローブを配置するには、World Settings > Enlighten で Enable Automatic Probe Placement の選択を解除します。
これは Enlighten による自動的なプローブ配置を行わず、静的アクタにライティングを提供しないことを意味します。そのため、プローブを手動で配置して、プローブでライティングするすべての静的アクタにライティングを提供する必要があります。
手動 Probe Volume を配置するには:
- Modes > Volumes をクリックし、Enlighten Probe Volume アクタをレベルにドラッグします。
TODO: スクリーンショット - 変換、回転、拡大縮小ツールを使用して、ボリュームの形状とサイズを調整します。
手動 Probe Volume でプローブの密度を調整するには:
- Probe Volume を選択します。
- Details ウィンドウの Enlighten Probe Volume > Probe Spacing で、XYZ 値を調整します。
手動で配置されたボリューム内のプローブを確認するには、ボリュームを選択するか、Show > Enlighten > Probes で視覚化を有効にします。
プローブの視覚化
レベル内のプローブを確認するには、Show > Enlighten > Probes を有効にします。
視覚化の詳細については、「23. 視覚化と統計」を参照してください。