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9.2.7.3. Baking タブ

Baking タブを Lighting タブと組み合わせ、ロードされたシーンの静的ベイクを実施できます。Lighting タブを使用すると、ベイクしたいライトをタグ付けできます。その後 Baking タブを使用すると、ライティング出力の個別の要素をプレビューできます。

Baking タブの詳細な使用方法については、静的ライトマップ ベイクをご覧ください。

Bake lights

Lighting タブでベイク用にタグ付けされたすべてのライトをベイクします。シーンをロードしてからディスクのマテリアル ファイルを編集した場合、それらの変更がベイク プロセスの対象となるように、先にシーンをリロードする必要があります。

Ask before saving

ライト構成に変更があった場合、現在の .lights ファイルをベイクの前に保存するよう確認します。

Distributed bake

ベイクの分散に IncrediBuild (使用可能な場合) を使用します。

Low memory bake

高メモリ使用のタスクをシリアル化します。PC のリソースがきわめて限られているか、非常に大きなシーンをベイクする場合にこのオプションを選択してください。

ベイクが終了したら、Baking タブの Compositing オプションを使用して、ベイクされたライト出力のプレビューと変更を行います。

Clear baked lighting

ベイクされたライティングをすべてシーンからクリアします。

このボタンは、静的ベイクされたテクスチャを削除します。

Direct scale

ベイクされた直接ライトをレンダリングします。スライダーを使用して直接ライトのスケールを調整します。

Indirect scale

ベイクされた間接ライトをレンダリングします。スライダーを使用して間接ライトのスケールを調整します。

AO power

ベイクされたアンビエント オクルージョン (AO) をレンダリングします。スライダーを使用して AO のレベルを調整します。

Show baking resolution

以下のようにチェッカーボード テクスチャを使ってシーンをレンダリングし、ベイクされたライトの解像度を示します。

ベイク解像度の視覚化を使用する場合、Radiosity タブの Interpolate Radiosity Texture オプションを無効にすることをお勧めします。

Show composited probes

ベイクされたプローブを使用して、動的オブジェクトのベイクされた直接ライティングをレンダリングします。また、プローブ セットの視覚化にも影響を及ぼし、ライティング環境の視覚化を支援します。既定のプローブ セットで直接ライティングのベイクが有効になっていない場合、プローブは間接ライティングのみを表示し続け、直接ライティングは表示されません。