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4.2.2 パラメタライズの実行

This is the documentation for Enlighten.

4.2.2 パラメタライズの実行

レベルを Enlighten 用に設定する前に、Enlighten ライトマップ UV を作成する必要があります。

チュートリアル「4.1 Unreal での Enlighten の機能を確認」にあるように、Enlighten プリコンピュートを実行してこれを行うことができます。ただし、Enlighten を最大限活用するためのこのレベルの設定が完了していないため、フル プリコンピュートの実行には長い時間がかかります。デフォルトの設定で高品質のライトマップを使用しており、計算にすべてが含まれるためです。

代わりに、Enlighten のパラメタライズを実行します。これは、Enlighten プリコンピュートと同様の機能を小型化したものであり、Enlighten の視覚化を有効にし、エラーをチェックします。

  1. Build メニューから Build Enlighten > Parameterize > All Levels を選択します。

    Enlighten プリコンピュートが実行中であることを示す通知。

    Enlighten プリコンピュートでエラーが発生したことを報告する別の通知。
  2. Show Message Log をクリックして Message Log を開き、エラーを調査します。 

    Enlighten Errors ログは、Window > Developer Tools > Message Log を選択してから Enlighten Errors を選択して、いつでも開くことができます。

    ログには、プリコンピュートの停止を引き起こした問題が記載されています。「BP_Sky_Sphere requires an extreme number of Enlighten Lightmap Pixels.Either reduce the Enlighten Quality or change the Enlighten Lighting Mode for this mesh.」 エラーは、アクタBP_Sky_Sphere が非常に大きいために発生しています。Enlighten の計算に含まれている場合、あまりに多くのライトマップピクセルを使用してしまいます。

  3. BP_Sky_Sphere リンクをクリックして、エラーの原因となったアクタを選択します。 
  4. Message Log を閉じます。
  5. エラーを修正するには、アクタを Enlighten の計算から除外します。これを行うには、Details パネルでアクタ Sky Sphere Mesh (inherited) を選択します。
  6. EnlightenSet Asset Lighting Mode で、Disabled を選択します。

    これにより、アクタが Enlighten の計算から除外されます。これは、Enlighten でライティングする必要のないアクタがレベル内にある場合に便利です。
  7. Build で、Re-run Enlighten Parameterize を選択して Enlighten のパラメタライズを再度実行します。 

    Build メニューの Re-run オプションは、前回の Enlighten 操作を再実行します。

    GeoPrecompMonitor ウィンドウが開き、プリコンピュートの進行状況が表示されます。

    Enlighten プリコンピュートが実行中であることを示す通知。

    プリコンピュートの実行中もエディタを使用できます。
  8. プリコンピュートが完了すると、10 秒後に自動的に適用されます。または、Apply Now をクリックします。

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