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7.5 ターゲット メッシュによる UV の簡素化

This is the documentation for Enlighten.

7.5 ターゲット メッシュによる UV の簡素化

多くの小さなジオメトリ ディテールを含むメッシュの簡素化されたライトマップ UV は、手動で展開することが難しい場合があります。Enlighten の7.4 メッシュ投影は、専用のターゲット メッシュを使用してライトマップ UV を生成する代替方法を提供します。このテクニックでは、元のメッシュに近い、簡素化されたプロキシ メッシュを作成します。Enlighten は、元のメッシュをプロキシ ターゲット メッシュへと投影して、ライトマップ UV を生成します。

ターゲット メッシュが描画されることはなく、関連付けられているメッシュ データはゲーム モードで使用されません。

ターゲット メッシュは、Enlighten で使用する、簡素化されたライトマップ UV を生成するための効果的な方法です。ただし、ターゲット メッシュのモデリングにはいくらかの練習が必要です。

ターゲット メッシュを使用する状況

ターゲット メッシュは、以下のすべての条件に当てはまる場合のみ使用してください。

  • メッシュが、他の近くのメッシュとライトマップを共有する候補として適切でないほど大きい。
  • プローブを使用してメッシュを効果的にライティングすることができない。
  • Auto UV アルゴリズムによってメッシュに対して不適切なライトマップ UV が生成される。
  • メッシュが複雑なため、UV を手動で展開することが難しい。

メッシュへのターゲットの追加

静的メッシュ アセットに専用のターゲット メッシュを追加するには:

  1. モデリング ソフトウェアで、ターゲット メッシュにレンダー メッシュと同じ名前を付け、プレフィックス ENL_ を付加します (例 ENL_RenderMeshName)。これは、UE4 のコリジョン (UE4 ドキュメント) のワークフローと似ています。
  2. FBX をエクスポートし、通常の方法で UE4 にインポートします。
  3. メッシュを Static Mesh Editor で開きます。メッシュ LOD のリストに Enlighten Target として表示されます。

適切なターゲット メッシュ

ターゲット メッシュが適切であれば、7.4 メッシュ投影は、投影されるメッシュの効率的な7.2 ライトマップ UVを生成します。

完全に制御するには、ターゲット メッシュのライトマップ UV チャネルを手動で作成することができます。この設定方法について詳しくは、7.2 ライトマップ UVを参照してください。

ターゲット メッシュは、元のディテール メッシュよりもはるかにシンプルです。メッシュから突出するディテールは、シンプルでスムースなサーフェスに簡素化することができます。

メッシュを Unreal にインポートした後、UV を確認するには、メッシュを Static Mesh Editor で開き、Charts ボタンをクリックします。

適切な結果が得られるまで、繰り返しターゲットメッシュを修正します