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7.4 メッシュ投影

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7.4 メッシュ投影

メッシュ投影は UV 生成方法の 1 つで、あるメッシュが別の近接メッシュの7.3 共有ライトマップできるようにします。一方のメッシュをターゲット、もう一方をディテールとして指定します。メッシュ投影は、ディテールメッシュに対してライトマップ内でターゲットメッシュと同じ空間を共有するUVセットを生成します。

任意の数のメッシュを単一のターゲット メッシュに投影できます。Enlighten は、同じレベル内にある任意の数のメッシュを単一のターゲット メッシュとして扱うことができます。

メッシュ投影プロセス

メッシュ投影プロセスは以下を行います。

  1. ターゲット メッシュに対して、簡素化されたライトマップ UVを通常の方法で生成します
  2. ディテール メッシュ用のチャートを形成しますが、ライトマップ UV は生成しません
  3. 各ディテール メッシュ チャートに最適なターゲット メッシュ チャートを選択します 
  4. 各チャートをターゲットへ投影して、ディテール メッシュのライトマップ UV を取得します

チャートの整合

ディテール チャートに正しいライティングが適用されるようにするために、ターゲット チャートは、以下のように、投影されるチャートを含むことができるだけの大きさでなければなりません。

投影されるチャートがターゲット チャートよりも大きい場合、投影されるチャートの張り出したエリアには間違ったライティングが適用されます。

間違ったライティングを防ぐには、ターゲット メッシュ内のチャート境界がディテール メッシュ内のチャート境界にほぼ一致する必要があります。

最適なターゲット チャート

投影される各メッシュ チャートごとに、メッシュ投影プロセスは最も近いターゲット メッシュ チャートを識別します。近さは、投影される頂点とターゲット チャート内の頂点の距離によって判断されます。

ディテール サーフェスとターゲット サーフェスの相対的な向きは無視されます。このため、最も近いターゲット チャートが投影されるチャートとは反対方向に面していると、ライティングが壊れる場合があります。